もの作りの視点からみる車の構造について

クルマは部品点数が非常に多く、外板部材であるボディーとエンジン関連部材、足回りと呼ばれるシャーシ類、足回りに連結するドライブ関連部材などで構成されています。
シャーシは元々骨格の役割を果たしていたのですが、自動車の軽量化やデザイン性、空間の有効化、燃費水準などの大きな技術革新でフレーム形式のモノコックボディーが骨組みと外板の両方を1つで引き受けています。
この構造は、捻れや撓みに強く、ボディーを補助する構成部材が要らないため、軽量化が現実となり、日本のクルマの燃費性能に大きくその役割を果たしています。
欧米のクルマに比べて、日本のクルマは高級感が乏しいなどの欧米からの評価が多く、ドイツやアメリカのクルマのようなゴツイボディーを持たず、シャープで軽量な上に、内装や装備もシンプルなことが良いとされていました。
電装品が多い、欧米のクルマではそれだけ重量が増し、欧米のクロスカントリータイプに多い、はしご型フレームは頑丈な反面重量がさらに重くなります。
燃料の調達能力の乏しい日本は世界のどの国よりも燃費という点で勝るクルマの製造に力を入れてきたことが、現在世界中で価されている結果であると言えるでしょう。