エンジンマウントとは

車の中で最も重いパーツは、エンジンです。その重さは数百キロになります。このエンジンですが、内燃機関であり、その目的は回転を得ることです。この回転を以てミッションを経て回転数を調整し、ドライブシャフトを回し、最終的にはタイヤを駆動して走ることになります。普通の車ではエンジンが固定されていますから、回転するシャフトだけが動くことになります。しかし、もしエンジンを固定せずに、シャフトを固定したらどうなるでしょうか。実はエンジンそのものが動いてしまうのです。これは車にエンジンを載せた状態でも、同じことが起こっています。車が止まっているときはタイヤが固定されていますから、エンジンを発動するとエンジンそのものが動いてしまうのです。このエンジンと車のボディ、シャシをつないでいるパーツがエンジンマウントと呼ばれるものです。先ほどのように動こうとしてしまうエンジンを受け止め、エンジンを固定することでその力はタイヤに伝わることが出来、結果的に車が動くことが出来ます。したがってそれなりの強度が要求されるパーツです。しかし、強度、硬度が高すぎると今度はエンジンの振動がダイレクトにシャシ、ボディに伝わってしまいますから、車の中にエンジンの振動や騒音が伝わってしまい乗り心地が悪くなってしまいます。スポーティな走りを求める場合は換装して硬いものに、乗り心地を求める場合は適度なやわらかさを持ったものにとどめておくと良いでしょう。

Comments are closed.